trip to UZBEKISTAN Day 3 Toshkent→Samarcand アリッサに愛を込めて
trip to UZBEKISTAN Day 3 Toshkent→Samarcand
30.12.2013
朝、8時5分のフライトでタシケントからサマルカンドに行く予定の為、昨日宿に連れて行ってくれたタクシーのドライバーと6時にフロントで待ち合わせの約束をしていました。
寒さと、ちゃんと起きれるか心配で全然眠れなくて、5時半過ぎくらいにフロントで待とうと思ったら、警備員のお兄さんにアイーと呼ばれました。
私の名前は海外の人には珍しいらしく、名前を伝えると大抵すぐに覚えてくれて、ちゃんと名前で呼びかけてもらえる事が多いです。
名字の方が好きだし、日本では名字で呼ばれる方が落ち着くのですが、こういう時は自分の名前がアイでよかったと素直に思います。
警備員のお兄さんと話をしながらドライバーさんを待っていたのですが、6時を過ぎても来ず、
警備員さんにもう別のタクシーを捕まえるかバスで行った方がいいよと言われ、さよならを言い、夜明け前の街に出ることにしました。
タクシーで4000スム(約200円)、
15分くらいで空港へ。
まだあたりは真っ暗で、雪も積もっていて、でもたくさんの人がすでに空港で飛行機の到着を待っていました。
チェックインと手荷物検査を終え、搭乗口からみんなでシャトルバスに乗り込み5分程走った後、
ビートルズとか天皇が飛行機から降りてくるような感じの階段で直接飛行機に乗り込みます。
しかし飛行機は予定時刻を過ぎても全く離陸しなくて、
機内のアナウンスはロシア語と英語で、しかも英語は山手線のアナウンスみたいに何言ってるか聞き取れないし、
とりあえず周りのようすから雪でまだ離陸できないっぽいという事を悟りました。
もう乗り込み終わってるし、すぐ動くだろうと思っていたのにちっとも動かず2時間半、やっと離陸。
ペルーで起きた、タカ航空天候不良の為欠航、の悪夢が頭を過ぎって恐ろしくなったのですが、無事に動いてくれて本当に良かった!
そして11時過ぎ、サマルカンドに到着。
朝食べていなくて、もうお昼だしお腹が空いて、でも荷物のピックアップの効率がものすごく悪くて職員とお客さんもめてるし、到着から一時間くらいかかって外へ。
歩き方には近くにバス乗り場があるって書いてあったんだけど分からなくてふらふら歩いていたら、女の人に一緒にタクシーをシェアしないか声をかけられました。
身なりが綺麗だったので大丈夫と思い、誘いを受け、一緒に空港から市内へ。
彼女はウズベキスタン出身で、今はイスタンブールでインテリアデザイナーをしているアリッサという人で、
私が一人でウズベキスタンに来たと話すと
「you are crazy!!」としきりに叫んでいました。
なんでこんなに寒くて、しかも年末に、どうして友達を連れずに一人で来るのか、ひとしきり質問を受けた後、(その度にcrazyと言われた)
今から友達の家でお茶をするけど、あなたも一緒においでと誘ってくれました。
こういうのも面白いなーと思ってついていくと、え?ここビバリーヒルズですか?みたいなプール付きの豪邸で、
15畳以上はある部屋がいくつもあって、しかもアリッサの友達は奥の部屋で全裸でマッサージ中みたいな、
超セレブファミリーのお家に足を踏み入れることになったのです。
お茶を入れていただき、お菓子を食べ、
アリッサの友達のママと赤ちゃんと遊び、その後、
アリッサはまだ宿を決めていない私のために、私が言った予算に該当するいくつもの宿に電話をかけてくれました。
しかし年末でほとんどの宿が閉まっていたり満室で、アリッサが過去にデザインをして知り合いだというホテルに泊めてもらうことになり、私の紹介だって言いなさいと、予算に近い価格まで値下げの交渉をしてくれました。
ここまでで既にアリッサに心から感謝!なのですが、さらにアリッサは電車の予約をしていない私(つまり宿も電車も何も予約をしていなかった)のため、
一緒に鉄道の駅へ行って、予約を手伝ってくれました。
サマルカンドから次の都市ブハラまでの鉄道を予約し、
ブハラから最初の都市サマルカンドへ戻る便は満席で予約が取れず、万事休すで落ち込んでいたら、他にこういう手段があるから落ち込まないで!と、第二、第三の手段を考えてくれたアリッサ。
さらに、これからウズベキスタンを旅する最中に気をつけなければならない、両替の事や警官の事、旅人だからぼったくられないように現地の値段について細かく教えてくれました。
ここでアリッサは友達の所に戻らなければならず、何かあったらここへ電話して、と携帯の番号のメモをくれたのです。
アリッサと、ありがとうとさよならのハグをし、お別れ。
最後にアリッサは私が今夜泊まる宿への道案内をタクシーのドライバーにしてくれました。
アリッサ同様、私は今までの旅でたくさんの外国人の人に助けられてきました。
こういう時、自分が逆の立場だった場合を思い、反省させられます。
アリッサの紹介の宿に着き、荷物を置いて外へ。
めちゃくちゃいい部屋。
これで65000スム(約2500円)でした。
天井までおしゃれ。
そして、アリッサと一緒にさらに100ドル両替してパワーアップした私の札束。
人生でこんなお金手にすることそうない。でもできたら諭吉で欲しい。
そして宿の近くのチャイハネでご飯。
何書いてあるか分からなくて、さらに英語が通じなくて、持ってきていたロシア語の辞書を使ってなんとかお勧めを注文。
サラダにナン、お茶、
そしてプロフ。
プロフはチャーハンのような料理で、ウズベキスタンの伝統料理です。
サラダは独特の味であんまり好みじゃありませんでした…
量が多くて食べられず、ほとんど手付かずだったナンをテイクアウト出来るか聞いたら、
さらに2こ入れて袋に包んでくれました。
これで6000スム(約300円)
しかも日本人が珍しいのか、まわりの子供たちが覗きに来たり、いろいろサービスしてくれました。
宿に帰って19時。
今日は何にもしてないけどなぜか疲れていて、即お風呂に入って就寝。
ウズベキスタン、まだ始まったばかりだけど、一時絶望の淵に立っていた私の旅はアリッサのおかげで明るい光が差し込みました。
本当にありがとうアリッサ。
明日はサマルカンドの大晦日を堪能します。
30.12.2013
朝、8時5分のフライトでタシケントからサマルカンドに行く予定の為、昨日宿に連れて行ってくれたタクシーのドライバーと6時にフロントで待ち合わせの約束をしていました。
寒さと、ちゃんと起きれるか心配で全然眠れなくて、5時半過ぎくらいにフロントで待とうと思ったら、警備員のお兄さんにアイーと呼ばれました。
私の名前は海外の人には珍しいらしく、名前を伝えると大抵すぐに覚えてくれて、ちゃんと名前で呼びかけてもらえる事が多いです。
名字の方が好きだし、日本では名字で呼ばれる方が落ち着くのですが、こういう時は自分の名前がアイでよかったと素直に思います。
警備員のお兄さんと話をしながらドライバーさんを待っていたのですが、6時を過ぎても来ず、
警備員さんにもう別のタクシーを捕まえるかバスで行った方がいいよと言われ、さよならを言い、夜明け前の街に出ることにしました。
タクシーで4000スム(約200円)、
15分くらいで空港へ。
まだあたりは真っ暗で、雪も積もっていて、でもたくさんの人がすでに空港で飛行機の到着を待っていました。
チェックインと手荷物検査を終え、搭乗口からみんなでシャトルバスに乗り込み5分程走った後、
ビートルズとか天皇が飛行機から降りてくるような感じの階段で直接飛行機に乗り込みます。
しかし飛行機は予定時刻を過ぎても全く離陸しなくて、
機内のアナウンスはロシア語と英語で、しかも英語は山手線のアナウンスみたいに何言ってるか聞き取れないし、
とりあえず周りのようすから雪でまだ離陸できないっぽいという事を悟りました。
もう乗り込み終わってるし、すぐ動くだろうと思っていたのにちっとも動かず2時間半、やっと離陸。
ペルーで起きた、タカ航空天候不良の為欠航、の悪夢が頭を過ぎって恐ろしくなったのですが、無事に動いてくれて本当に良かった!
そして11時過ぎ、サマルカンドに到着。
朝食べていなくて、もうお昼だしお腹が空いて、でも荷物のピックアップの効率がものすごく悪くて職員とお客さんもめてるし、到着から一時間くらいかかって外へ。
歩き方には近くにバス乗り場があるって書いてあったんだけど分からなくてふらふら歩いていたら、女の人に一緒にタクシーをシェアしないか声をかけられました。
身なりが綺麗だったので大丈夫と思い、誘いを受け、一緒に空港から市内へ。
彼女はウズベキスタン出身で、今はイスタンブールでインテリアデザイナーをしているアリッサという人で、
私が一人でウズベキスタンに来たと話すと
「you are crazy!!」としきりに叫んでいました。
なんでこんなに寒くて、しかも年末に、どうして友達を連れずに一人で来るのか、ひとしきり質問を受けた後、(その度にcrazyと言われた)
今から友達の家でお茶をするけど、あなたも一緒においでと誘ってくれました。
こういうのも面白いなーと思ってついていくと、え?ここビバリーヒルズですか?みたいなプール付きの豪邸で、
15畳以上はある部屋がいくつもあって、しかもアリッサの友達は奥の部屋で全裸でマッサージ中みたいな、
超セレブファミリーのお家に足を踏み入れることになったのです。
お茶を入れていただき、お菓子を食べ、
アリッサの友達のママと赤ちゃんと遊び、その後、
アリッサはまだ宿を決めていない私のために、私が言った予算に該当するいくつもの宿に電話をかけてくれました。
しかし年末でほとんどの宿が閉まっていたり満室で、アリッサが過去にデザインをして知り合いだというホテルに泊めてもらうことになり、私の紹介だって言いなさいと、予算に近い価格まで値下げの交渉をしてくれました。
ここまでで既にアリッサに心から感謝!なのですが、さらにアリッサは電車の予約をしていない私(つまり宿も電車も何も予約をしていなかった)のため、
一緒に鉄道の駅へ行って、予約を手伝ってくれました。
サマルカンドから次の都市ブハラまでの鉄道を予約し、
ブハラから最初の都市サマルカンドへ戻る便は満席で予約が取れず、万事休すで落ち込んでいたら、他にこういう手段があるから落ち込まないで!と、第二、第三の手段を考えてくれたアリッサ。
さらに、これからウズベキスタンを旅する最中に気をつけなければならない、両替の事や警官の事、旅人だからぼったくられないように現地の値段について細かく教えてくれました。
ここでアリッサは友達の所に戻らなければならず、何かあったらここへ電話して、と携帯の番号のメモをくれたのです。
アリッサと、ありがとうとさよならのハグをし、お別れ。
最後にアリッサは私が今夜泊まる宿への道案内をタクシーのドライバーにしてくれました。
アリッサ同様、私は今までの旅でたくさんの外国人の人に助けられてきました。
こういう時、自分が逆の立場だった場合を思い、反省させられます。
アリッサの紹介の宿に着き、荷物を置いて外へ。
めちゃくちゃいい部屋。
これで65000スム(約2500円)でした。
天井までおしゃれ。
そして、アリッサと一緒にさらに100ドル両替してパワーアップした私の札束。
人生でこんなお金手にすることそうない。でもできたら諭吉で欲しい。
そして宿の近くのチャイハネでご飯。
何書いてあるか分からなくて、さらに英語が通じなくて、持ってきていたロシア語の辞書を使ってなんとかお勧めを注文。
サラダにナン、お茶、
そしてプロフ。
プロフはチャーハンのような料理で、ウズベキスタンの伝統料理です。
サラダは独特の味であんまり好みじゃありませんでした…
量が多くて食べられず、ほとんど手付かずだったナンをテイクアウト出来るか聞いたら、
さらに2こ入れて袋に包んでくれました。
これで6000スム(約300円)
しかも日本人が珍しいのか、まわりの子供たちが覗きに来たり、いろいろサービスしてくれました。
宿に帰って19時。
今日は何にもしてないけどなぜか疲れていて、即お風呂に入って就寝。
ウズベキスタン、まだ始まったばかりだけど、一時絶望の淵に立っていた私の旅はアリッサのおかげで明るい光が差し込みました。
本当にありがとうアリッサ。
明日はサマルカンドの大晦日を堪能します。
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